(1955)桂離宮(奈良本辰也)

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表題: 桂離宮

掲載: ①『京都の庭(新書)』奈良本辰也[著];小栗美二[挿画](河出書房/1955.10.31/pp.99-117) ②『京都の庭』奈良本辰也[著];葛西宗誠[撮影](河出書房新社/1960.10.25/pp.119-139) ③『新中学国語 三』山岸徳平[編](教育図書研究会/1961.04.05/pp.24-31) ④『京都の庭』奈良本辰也[著](鹿島出版会/1968.04.05/pp.149-178) ⑤『古都に想う(奈良本辰也自選 歴史を往く3)』奈良本辰也[著](学習研究社/1977.10.25/pp.111-125)* ⑥『古都古寺巡礼』奈良本辰也[著](たちばな出版/2004.12.30/pp.301-310)

文頭: 桂離宮が多くの人々の関心をひくようになったのは、ブルーノ・タウトがここを訪れてからのことだろう。もちろん、タウトがここにくる以前、かれが「日本美の再発見」をするよりまえにも、一部の人々にはその美しさは嘆賞の的であった。そのために、桂離宮のいろいろな部分が模倣されて、数奇者の庭園や茶室にとり入れられたことも少なくない。一部の人々は、限りなくその趣向を愛していたのである。しかし、それは公開されざる趣向であった。かれらは、それを秘かに摸し、あるいは一般の知らないところで観賞して、仲間だけのものとしていたのである。そこにまた、桂離宮の桂離宮たるゆえんもあった。誰でも見られるもの、誰でも足をふみ入れられるものは、古い日本の通念からいえば、すばらしいものであるはずがないからである。

文字: 6,867字

人物: ブルーノ・タウト、ラフカジオ・ハーン(小泉八雲)、フェノロサ(アーネスト・フェノロサ)、ゴンクール(エドモン・ド・ゴンクール)、八条宮(八条宮智仁親王)、加藤嘉明、小掘遠州、智忠親王(八条宮智忠親王)、豊臣秀吉

書籍: 『日本美の再発見』(ブルーノ・タウト)

奈良本辰也著作リスト以下から
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奈良本辰也著書リストは以下から
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