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<<   作成日時 : 2014/04/28 17:51   >>

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汚染した場所に住まざるをえない子どもの尿の測定をする理由
2014/4/28
河野 益近

 私の頭の中では、「放射能は危険であると思っていても、汚染した場所から離れられない親が子どもを守るためにすることは、外部被曝と内部被曝をできるだけ少なくしようとするであろう」と考えています。しかし、外部被曝は汚染した場所に住んでいる限り避けることはできません。この外部被曝を少なくできたかどうかは、集積線量を測定できる線量計を子どもに持たせて定期的にチェックすれば、自分たちが行った子どもの行動に対する指示(どこそこへ近づいてはいけない、あまり外で遊んではいけないなど)が正しかったかどうかは確認することができます。
 次に、「食べ物を選択して内部被曝を少なくしよう」と考えると思います。しかし食べ物を選択して子どもたちに与えた結果として、内部被曝を低減できているかどうかを親が直接確認する方法はありません。ホールボディーカウンターで体内の放射性セシウムを直接測定して調べるか、体内から排泄される放射性セシウムを測定して間接的に知るしか方法がありません。ホールボディーカウンターの検出下限値はかなり高く、通常の5分測定で400Bq(Cs-134とCs-137の合計)程度です。体重が10kgの子どもだと40Bq/kg、体重が40kgだと10Bq/kgが検出下限値となります。
 バンダジェフスキー氏は放射性セシウムが体内に50Bq/kg程度蓄積すると心臓に異常が現れ、また10Bq/kg程度でも心臓に何らかの影響がでる可能性があると語っています。また「(ベラルーシの)ミンスクの子どもの体内セシウム137濃度は20ベクレル/キログラム以上であり、彼らの85%が心電図に病理学的変化を記録している」とも述べている。(東洋経済ONLINE「セシウムによる健康被害を解明したベラルーシの科学者が会見、心臓や甲状腺への蓄積を深刻視」http://toyokeizai.net/articles/-/8864?page=1/
 検出下限値を考えると、内部被曝の測定にホールボディーカウンターを用いても、心臓に影響が出はじめる低いレベルの放射性セシウムの検出は困難だと思われます。ホールボディーカウンターの検出下限値については(http://rrrc-tokyo.jp/index.html)のQ&Aを見てください。
 一方尿中の放射性セシウムはかなり低いレベル(現在のシステムで200ccの尿を80,000秒(一日程度)測定すれば0.2Bq/litter程度まで測定が可能です。尿に含まれる放射性セシウム(Bq/litter)を2〜4倍すれば体内蓄積量の概算値を推定することができます(茨城大学有志の会資料:http://e-peace.hum.ibaraki.ac.jp/yakkai/120611nyou-kensa.pdf)。この資料から考えると、現在行っている測定方法での体内蓄積量の検出下限値は概算値で1Bq/kg程度だと思われます。この程度のレベルが測定できれば、なんとか内部被曝が危険なレベルになる前に両親に注意を喚起することができます。
 サマーキャンプ、山村留学などを行っているグループとつながれば、子どもの内部被曝の危険をより減らせると思っています。内部被曝の主なものは食べ物からだと推測されるので、日常の食事を汚染の少ない地域の食材を選んで料理するということが理想ですが、現実は費用などの面で厳しいと思われます。せめて、毎日食べるもの、たとえば米、牛乳などは汚染の少ない地域のものを、共同購入するなどして費用を抑え、家族で食べてほしいと思います。


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