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zoom RSS 覆水盆に返らず

<<   作成日時 : 2011/08/19 20:52   >>

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放射能の「除染」について
2011/8/19

 放射線管理区域で除染作業を行うのはそれほど難しくない。管理区域内が汚染したときは、汚染した箇所を除染して、法律で定める基準以下になれば除染は完了する。放射線管理区域の外が汚染したときも、汚染箇所を管理区域に設定し、部外者が立ち入らないようにした後に除染作業を行い、法律基準以下になれば除染は完了、その後管理区域の設定を解除すればよい。もちろん、監督官庁への届出は必要である。
 (除染作業で発生した放射性廃棄物は、アイソトープ協会が有料で回収してくれる。回収された廃棄物は放射性物質が環境へ出ないように管理された施設で焼却等の減量処理が行われ、貯蔵施設で保管管理される。ただし回収してくれるのは、アイソトープ協会が販売した放射性物質に限られている。)
 福島第一原発事故で汚染した発電所以外の場所、地域を除染するということはどういうことなのだろうか。すくなくとも法律の基準にのっとって行われるものではないだろう。それはそこに住む人々に安心を与えるために行われる作業であり、その基準は人々が安心できるかどうかよって決まる。安全ではなく、あくまでも安心なのだと思う。
 除染をするのは誰なのだろう。国なのか、地方自治体なのか、それとも個人か。おそらく国は適当に基準を決めて、あとは何もしないと思う、というより何も出来ないだろう。今国が除染作業をしても人々に安心を与えられるとはとても思えない。学校、公園、病院、公共施設などは地方自治体が国の基準をもとに、独自の基準を決めておこなうであろう。これも安全ではなく安心を与えるために・・・。各家庭は個人が行うことになる。農地はどうするのか・・・。野山・森林は、・・・。道路は、畦道は・・・。
 環境が放射能で汚染されると、除染は不可能なように思われる。将来において住民の健康に悪影響がでるかもしれないという理由で除染するのであれば、住民の避難がまずおこなわれるべきであろう。将来子供に悪影響がでる恐れがあるので除染するのなら、まず妊婦を含む子供たちを避難させるべきであろう。除染の目的からすれば、除染作業よりも優先順位の高いものがあるはずだ。除染が完了した後にみんな帰ってくればよい。
 除染作業をしている重装備の作業員の近くで子供たちが遊んでいる絵はブラックジョーク以外のなにものでもない。除染作業は放射性廃棄物を作る作業だ。山と生み出される廃棄物を処理する作業は、大量のエネルギーを必要とする。このエネルギーを賄うために新たな原発を・・・。この絵もブラックだ。
 (除染作業は作業後生ずる放射性廃棄物の処分方法をも同時に考えなければならない大変な作業である。この費用は誰が支払うのだろうか・・・。)

 覆水盆に返らず

--------------(2011年8月20日追記)----------------
()内を追加しました。
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--------------(2011年9月20日追記)----------------
国が言っている「除染」は、住民が避難して今は人が住んでいない地域が対象。これは次に事故が起っても除染すれば再び住めるようになるというイメージを国民に刷り込むためのものだと思われる。住めるようになるとは到底思えないが、原発再稼動のための準備をしているのだろう。
児玉さんの言っている「除染」は現に人が住んでいる場所を、人が住み続けるために行う除染である。
同じ「除染」という言葉を聞いても、中身を考えないと大きな勘違いをしてしまう。
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