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<<   作成日時 : 2011/05/26 15:30   >>

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学校や公園で子供たちが遊べるように
2011.05.26

“私”たちは、子供たちの被曝を低減するために、がんばりました。
http://kohno.at.webry.info/201105/article_19.html
町の人たちと協力して作った町の汚染地図をもとに、子供たちが立ち入ってはいけない場所(放射能汚染のひどい場所)には標識を立てました。標識だけではなく、実際に標識のところへ子供たちを伴って、その場で危険な場所であることを伝えました。子供たちが立ち入ってはいけない場所を決める基準は、そこに一年間いれば1.67ミリシーベルトを超える可能性のある場所にしました。それはなぜかというと、文部科学省によれば、日本に住む人が一年間に受ける放射線量が1.48ミリシーベルト(外部被曝0.67ミリシーベルト、内部被曝0.81ミリシーベルト)となっています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/pamphlet/__icsFiles/afieldfile/2009/06/22/090522.pdf
一般人の平常時の被曝線量(イメージとしては原発などの核施設から通常運転によって放出される放射性物質による被曝線量)は、追加の被曝として一年間1ミリシーベルトを超えてはいけないことになっている(もちろんこれは原子力を推進する人たちが勝手に決めた値です。本来は0のはずです。)のでこの値をもとに、1ミリシーベルトから内部被曝の割合(自然界では外部被曝 対 内部被曝の割合は0.67:0.81)を差し引いた値(0.45ミリシーベルト)を新たに追加される外部被曝の限度として、自然からの外部被曝に加えました(1.12ミリシーベルト)。その加えた値の合計を放射線量率(0.043ミリシーベルト毎時)になおし、その線量率を超える場所を子供たちが立ち入ってはいけない場所に指定しました。関東は関西よりも関東ローム層が岩盤を覆っているため、地面からの自然放射線は全国の平均値より少ないはずですが、この値を子供たちが立ち入ってはいけない場所にしました。もちろん、降雨等によって大気中の自然界に存在する放射性物質(ラドンなど)が地表面に降りてきて空間線量率を上げるので、汚染調査(空間線量率の測定)は晴天時に行っています。一般人の基準を、放射線の感受性の強い子供に適用するのはためらわれましたが、現実は、どうしようもない状況です。
ここで生きていかなくてはいけない“私”たちは、子供たちが立ち入ってはいけない場所を現場につれていって教えたのは、汚染されている場所の近くへ子供たちを連れて行くことによって、口頭での説明よりも実感を持って受け入れてくれると思ったからです。
汚染場所があちこちにあるけれども、親御さんたちが集まって、子供たちの遊び場をなんとかしようと話し合いました。何度もいうようですが、野も山も、川もみんな放射能に汚染されてしまいました。子供たちが被曝の少ない環境で遊べる場所は、今は、学校の建物内と家庭の中しかありません。
 もちろん、学校と自宅の掃除を欠かしたことはありません。PTAの役員の方が奮闘して、学校内を掃除するタイムスケジュールを考えてくれています。学校と相談して、夜間に学校に立ち入ることを認めてもらっています。勤めに出ている親御さんたちも、スケジュールを調整して、子供のためにがんばっています。はじめは、忙しいからお金で・・・、という話も出ました。作業する時間の長さではなく、実際に皆が子供たちのために体を動かしているということが、子供たちに対しても、学校に対しても大切なことなので、時間をお金で買うような話は自然と消えていきました。
校庭の汚染土除去の費用は、PTAで持つことにしました。行政の結論を待っていると、いつになるかわかりません。それは、国が年間の被曝が20ミリシーベルトという基準を校庭に適用したために、行政が動けなくなってしまったのです。
 “私”たちの学校の校庭は、年間の被曝が20ミリシーベルトを超えないので、子供たちが短時間校庭で遊ぶことが許されています。でも“私”たちは、子供たちが被曝することは許せないし、被曝の原因を国策の名のもとに作った側が示す基準を認めるわけにはいきません。被曝限度の基準を決めるのは“私”たちだと考えています。
国の方針によって、基準以下の土地の除染にかかる費用は自治体持ちになったのです。だから“私”たちは自らの費用で除染を行うことにしました。費用負担が難しいご家庭もあることから、全国各地に救援をお願いすることにしました。学校にお願いして、学校内に救援基金の窓口を開設しました。もちろん責任者は“私”たちです。学校には責任は発生しないようにしていますが、学校の先生には顧問という形で加わっていただきました。窓口を学校にしたのは、信頼できる機関が窓口でないと、応援してくださる善意の方が疑問をもたれることがあるかもしれないと考えたからです。
 “私”たちは、学校と話し合いを持って、校庭で子供たちが遊ぶ際に受ける被曝のうち原発事故によって付け加えられた分については0(ゼロ)にすることにしました。具体的作業としては、校庭表面の0−3乃至5cmの表土を削り取ることにしました。汚染は国の基準以下なので、国の支援を受けることは出来ません。行政も表土のはぎとりにはあまりよい顔をしませんでした。それは責任問題と費用負担が行政に二の足を踏ませているのだと感じました。“私”たちは校庭の表土を除去するために、次のように学校に提案しました。このところ、“私”たちは子供たちを守るという共通の考えがあるためか、意思疎通がうまくいっています。
@ 校庭の表土を表面から5センチメートル程度剥ぎ取ること。
A 剥ぎ取った汚染土は校庭の隅に深い穴を掘って埋めること。これは議論がありました。放射性物質が地下に入って、地下水を汚染するのではないか・・・。でも、“私”の住む地域は全体が放射能で汚染されています。学校の校庭にたまった放射性物質が地下水に入る量を議論するなどということは、ことの本質を見失わせるように思います。何平方キロもの汚染地帯から地下に放射性物質がしみこんでいくのですから・・・。ただ、セシウムに関しては、有機物(腐葉土)付着するとあまり動かないという話なので、穴の底に、学校の落ち葉や近くの子供たちが遊ぶ公園を掃除した際に出た落ち葉を最初に埋め、その後に汚染土を入れてもらうことにしました。効果はわかりませんが気持ちはわかって欲しいと思います。ここに埋めておけば、汚染土の移送先が出来たときは、ここから掘り出せばよいのです。もし転地返しをしてしまったら、どうにもなりません。「覆水盆に返らず」・・・、です。エントロピーを増大させてはいけません。後の除染に膨大なエネルギーが必要になります。この方法は学校や公園で行う場合の話です。それは面積が限られているからです。農地については“私”ではなく、私の意見では、表面の土壌を耕運機で鋤きこむしかないように思います。私のブログにコメントを下さった方が嘆いておられてように、出荷停止になった農作物を畑に鋤きこんでいるニュースを見てショックを受けられてようです。私も同じ気持ちです。せっかく汚染が表面にあるのに、しかも野菜を除去すれば農地の汚染はかなり防げたのに・・・。いったい誰がそのようなことを指導しているのでしょうか。放射能ですよ、相手は・・・。
B 汚染土を埋めた穴の表面は遮蔽効果も考え、厚めのコンクリートで覆い、原発事故による汚染土がある旨の標識をたてること。もちろんその場所が“私”たちが決めた、子供が立ち入れない場所(放射線のレベルが)であるならば、柵を設けること。新たに遮蔽のためのコンクリートを増やすこと。
C 学校周辺の花壇や敷地境界付近(重機が汚染土を除去できないような場所)は“私”たちがスコップなどで取り除きました。
D 汚染土を埋めた場所のすぐ脇に、深い穴を掘っておいてもらいました。もちろん蓋をし、危険が無いようにしています。これは、秋になって、校庭の樹木が落葉したときに、その落ち葉を集めて埋めるための穴なのです。もちろん校庭の落ち葉は毎日掃除します。最終的には、この穴の上部も厚いコンクリートで覆う予定です。
E 校庭には芝を敷いてもらうこと。これは、伸びた芝を定期的に刈ることによって、今後も汚染した周辺から飛んでくるであろう放射性物質を、少しでも除去するためです。

“私”はここで生きていきます。でも子供が成長して職を得ようとするとき、この地を就職先に選べとは言えません。セシウム-137は半減期が30年、ストロンチウム-90は29年。あと数百年は一緒に過ごさなければなりません。

“私”はどうすることも出来ませんが、将来生まれてくる孫のために、そして少しでも子供の健康を害さないために、彼ら彼女らが受ける被曝を少しでもいいから少なくしなくては、と思っています。そして、学校での被曝は絶対にあってはいけません。
 除染費用は東電に請求するつもりです。もちろん国が決めた基準以下の場所を除染したのですから、東電は支払いを拒否するでしょう。裁判になっても負けるでしょう。でも、除染は必要だったのです。お金の手当てがつくまで待っている時間的余裕はないのです。

----------(2011/5/27追記)-----
校庭の樹木はすべて伐採したほうがよいと思います。
伐採した樹木をどこへ持って行くかが問題ですが、できれば放置された杉や檜の山の持ち主の了解を得て、そこへおいておくのがよいように思います。持ち込む樹木の全放射能量を考えても、その山にある放射能の量に比べれば無視できる程度に小さいはずです。ただ、これは相手があることで、“私”たちだけで結論をだすことはできません。

----------(2011/5/27追記)----------
国が学校での被曝線量を年間1ミリシーベルトにするように方針転換をしたようです。
あとは通学路と公園が除染できれば・・・。

----------(2011/6/10追記)----------
やはり政府は信用できないと思いました。学校での被曝線量を年間1ミリシーベルトにすると皆思ったのですが、そうではないようです。子供が学校にいる間の被曝線量を1ミリシーベルト/年にするという目標のようです。子供が学校へ行っている間、朝の八時頃から夕方4時頃までの約8時間でしかも学校が休みの間は除かれます。隔週土曜日と、日曜・祭日、春休み、夏休み、冬休みは学校での被曝線量からはずされます。
大雑把に子供たちが学校にいる時間を日単位で考えると、三日の登校で1日に相当することになります。
季節の休暇(春・夏・冬)を2ヶ月、のこり10ヶ月のうち月7日は休日とすると、ほぼ4ヶ月が休暇ということになります。学校へいく日数が8ヶ月=240日その240日を3で割ると、国は実質80日で1ミリシーベルトの被曝を目標にしているのです。年間になおすとおよそ4.5ミリシーベルトに相当します。学校だけで年間1ミリシーベルトをとってしまったら、家庭での被曝を0にしなければなりません。自分たちさえ良ければよい(責任はとりたくない)というお役所のエゴがむき出しの目標値です。しかも住民が誤解するような形で発表する・・・。

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