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<<   作成日時 : 2011/05/20 09:49   >>

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放射能汚染地域でいまなすべきことについて
2011.05.20

ここに私が想定する“私”がいます。
“私”は汚染されている地域に住んでいて、学校へ通う子供がいます。“私”には職場があり、生活を守るためにも現地を離れることができません。原発事故直後は、とりあえず子供は避難させたのですが、現在は家族で一緒に住んでいます。子供は毎日学校へ通っています。
“私”が今なすべきことは生活を守ることと、子供を放射能から守ることです。でも現実にはその両方を同時に行うことは出来そうもありません。でも、何かしないではいられません。
そこで“私”は同じ学校に子供を通わせている親御さんたちと、どのようにしたら子供を守れるかについて相談しました。放射能の被曝は避けられないけれど、少しでも被曝を低減する方法を考え実行することにしました。

@ 皆が協力して県外の知人友人たちに軒並み電話をかけて、なんとか数台の放射線測定器(サーベーメーター、R-DANなど)をお借りすることができました。
A 色々なタイプの測定器があるので、町が所有している放射線測定器(校正されているもの)を短時間借り受けて、数箇所の測定をすべての測定器で測定しました。これは種類の違う測定器で測定した結果を統一するために必要な作業なのです。
B 手分けして、まず第一に通学路(子供達が登下校時に通る道)に沿って放射線量率の測定を行い、細かい汚染地図を作りました。
C 次に、学校までの別のルートについても細かい汚染地図を作りました。
D これらの地図をもとに、学校まで通うのに一番被曝の少ない経路を考え、学校に提案しました。この際考慮したのは、通学時間と放射線量率から求められる被曝線量です。
E 次に、町に対して、通学路の散水車による定期的な散水を要望しました。定期的な散水によって道路の放射性物質が流れて、道路上からの放射線は少なくなるはずです。
F 散水が実施されるたびに、放射線量率の測定をおこない、より被曝の少ないルートを検討しました。ただ、散水の結果側溝付近の線量率が高くなることがあるので、道路の散水と同時に側溝にも水を流すこと、そして溜めますの汚泥の除去も町に要望しました。
G 警察には、登下校時は道路の真ん中を子供達が歩けるようにしてほしい旨の要望をし、近隣の方たちには事情を説明して、短時間の交通規制に理解を求める努力をしました。
H 町、学校、消防署に対して、学校の建物を洗うために消防車による放水をお願いしました。
I “私”たちは、学校の窓拭き、床掃除、壁や柱など思いつく場所を掃除しました。もちろん学校は土足禁止です。
J 自宅も同様です。戸建は屋根を洗い、集合住宅はベランダを洗い、雨水の集る場所の泥をさらい、外壁は可能な限り洗い、床を拭き、窓を拭き、・・・。
K 今後は、学校に子供を通わせていない方たちにも協力をお願いして、町の中のあらゆる場所の汚染地図を作ろうと思っています。子供達が絶対に立ち入ってはいけない場所を調べるために・・・。
L あとは食べ物です。これはサーベーメーターやR-DANでは測れませんが、少なくともこれら測定器が反応するようなものは避けることにしています。それでも安心はできませんが、しかたがありません。

----------(追記 2011年6月6日)----------
関連
http://kohno.at.webry.info/201105/article_29.html

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貴方のご提案に、全面的に賛同します。是非、福島県や関係市町村に正式に緊急提案として申し入れることを強く希望します。
 実は、チェルノブイリ原発事故直後から、たまたま国際会議等でポーランドや現ウクライナや現ロシアに滞在する機会が度々あった私は、現地で放水車による除染を夜間にしているところを再三目撃していましたので、働きかけを行動に移さなければと思いながらインターネットを眺めたところ、この素晴らしいご提案を拝見した次第です。海外の様子から見ますと、ご提案の中で「散水車」とあるところは、もっと勢いの強い「放水車」が良いと思いすが、ケースバイケースかも知れませんね。
 ちなみに、私は、出荷制限になった野菜を鋤き込む農民をテレビで見て、鋤き込まずに置くべきだと、すぐに福島などの県庁や諸市民・農民団体等にメールしたりしました。 
POKOJICHAN
2011/05/24 17:41

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